2009年2月18日水曜日

「先読み力」で人を動かす ~リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント~村中 剛志 (著)


「先読み力」で人を動かす ~リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント~村中 剛志 (著)

・起こりうる出来事を推測・発見する力を「先読み」する。先手打つ1歩先に行動する事を「プロアクティブ」という。
・なぜ?に答えるものがマインド
・成果をあげることのできるほとんどがプライベートも充実している。
・時間の余裕を生み出し、人生を充実させよう。
・「プロアクティブ」な人は認知→タスク化→実行 というプロセスで実行している。
実行の結果を踏まえて次に新しい視点から先読みすることができる。究極の行動プロセス。
・ビジネスの世界では正解はひとつではない。リーダは自分がこっちだと信じる方向に舵をきり、進む方向に何があるかを先読みしながら、すべての関係者を連れて目指すゴールに到達する。あなたが信じた航路で お旅を実現しなければならない。
・先読みして想定外の仕事を減らす。プロアクティブタイムマネジメント。
・タスクリストを作成。まず「人、もの、金、情報」+時間
・「WHY なぜできなかったのか」「HOWどうすればできたか」を考える。
・リードする上で重要なのは、チームマニュフェストを作成する。(Manifesto)とは宣伝や声明のこと
・楽しくない仕事はゲーム化。
・ミーティングは参加者が投票する貴重な時間に対してのリターンがあるべき。
参加しているだけでは仕事をしているとは言えない。
・ミーティングのクオリティーは事前準備で決まる。
・結論をあらかじめ仮説として考えることにより、相手の反応を予測することが可能になり、次の一手がうちやすくなる。
・すべてのミーティングで「私ならどうする?」としておく。プロアクティブに問いただすところから始める。
・ミーティングに際して、ある程度事前ネゴ(根回し)をして結論をある程度合意
事前ネゴの相手は、最終権限を持った人。最終権限をもった人のブレーン。議論を脱線しがちな型。
・リーダーがミーティングの方向性やゴールを見失わずにリードする。
・ミーティングのクオリティーを上げるには、「何を、誰が、いつまでに」をすべての決定事項に対して明確にする。
・ささいな気遣いで空間を演出して、参加者が最大限のパフォーマンスを出せる環境を創る。
・リーダーは難しいことをわかりやすく簡単に伝えること。まずは、大枠を話してから詳細を話す。
大枠は①完了の基準を伝え②手順を伝え③現時点の達成度を伝える。
・期待値をコントロールして成功に持ち込む。
・好意で仕事をするときは「貸しを作る」言い換えると「うまく好意を伝える」ことを意識。
・リーダがプロアクティブ出なくてはならないのは、メンバーがあなたと一緒に仕事がしたいと思えるか。
・リードあうる心 ①シンプルに②らしさ  リーダは自分の強みを生かしている。リーダたるもの自分の強みを認識してそれを「らしさ」で表現する。
・70パーセントの力で働く。120パーセントせは働けない。
・リーダに相談しやすい環境を作る。
「How can I help you?」何の手助けができるの?
・やらない人が悪いのではなく、伝えられない人が悪い。
命令ではなくお願いする
・プロアクティブ・・・できる人に共通する考え方、心構え、スタイル、姿勢

感想:人は、あるとき目先のお金に捕らわれる。しかし、そんな時考えるのは、お金で買えないものを手に入れる方法。
大抵のものはお金で買えるが、人と時間は買えない。後者の時間を得ることができるとするならば、皆得ようとするだろう。
時間を得るには、効率化と先読みをして、今後のリスクを減らすことである。

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