2009年2月25日水曜日

なぜ、仕事ができる人は「効率」を無視するのか?―逆転発想の時間術夏川 賀央 (著)

なぜ、仕事ができる人は「効率」を無視するのか?―逆転発想の時間術夏川 賀央 (著)




・効率的に行動すると無駄という範疇(はんちゅう)に含まれる多くの可能性から目を背けてしまうことがある。


・非効率な行動をどれだけ効率的にやる


・世の中の「成功者」には、目標をひとつ決めてただ一直線にその道を突っ切った人より、いろいろな回り道しながら現在の地位にたどり着いた人のほうがはるかに多い。
・非効率を多く選んだ人こそ多くのことに対処できる。
・いかに「ためになるムダ」を効率的にやって楽しく寄り道しながら目的に向かうのかが大切。
・効率のいい人は、効率を意識していない。自分のやりたいことにきちんと時間を割き普通諦めてしまうような願望を満たしている。
・「あなたを今いる場所へと導いた思考レベルでは、あなたが夢見る場所へたどり着くことはできない」・・・アインシュタイン
・両方を実行して相乗効果を生む
・締め切りを創る。スピードは上がる。しかし逆効果もある。「無駄」ができない。期限の壁が、実は、仕事の可能性を狭め、本当の目的から目をそらす状況を創りだしている。
・いやなことを優先することで、別の問題を作り出すことがある。
。アイディアをうながすボーっとする時間を創る。
・「情報」から「決定」の手順を効率化せず、「考える」という非効率のフィルターを積極的に通す。
・情報の収集・整理は①状況把握②視点導入③課題設定
・「一つの情報に迷わず飛びつく」ことは効率的だが他の選択肢を一切排除してしまう。
・過去のデータベースの積み重ねがあって、気づきが生まれる。
・無駄時間の投資が、陰で何倍もの利益を稼ぎ出す可能性もある。
・いつも新しい出会いを求める人よりも「いつもの出会い」を大事にできる人のほうがたくさんの出会いを呼び込むことができる。
・未来の自分に時間を投資する。
・合理的な選択が可能性を狭める。
・「わくわく」する瞬間には一度立ち止まり見逃さない。

感想:人は時間を有効に使いたいがために、効率を求めます。私もそのタイプです。無駄が嫌いで、スピードスピードタイプです。もしかしたら、拾えたものに気づかずに通り過ぎてきてしまったかもしれません。しかし、都内で仕事・生活していると、簡単なようで、大変難しいことです。24時間という時間をより効率的に過ごすかを考えてしまいます。ふとしたときに、立ち止まって見るのもいいかもしれませんね。

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