2009年2月27日金曜日

即戦力の磨き方 (PHPビジネス新書) (新書) 大前 研一 (著)


即戦力の磨き方 (PHPビジネス新書) (新書) 大前 研一 (著)

①語学力②財務力③問題解決力


・少しでも疑問を感じたらとことん追求し、問題の本質はどこにあるのか自分で自分に問うことを繰り返す「質問力」(Inquisitive Mlind)が不可欠。

「問題解決法」(プロブレム・ソルビング・アプローチ)

仮説を立てる→仮説の検証。仮説を実行するとそこで新たに問題が起こる可能性がある。問題の原因を探り、取り除く仮説をたてる。これを真の解決策にたどり着くまで繰り返す。

「勉強」

・「答えのない問いを考えられる回路」を頭の中に創る作業

・古い知識をいくら詰め込んでも、21世紀は乗り切れない。古い知識は少ないほうがいい。

それまでの知識やフレームワークを一度捨てる。


・「ディスカッションする力」

摩擦を恐れない「勇気」、相手から有用な情報をたくみに引き出す「質問力」、相手の主張のよりどころとなるデータや事実の誤り、不足を見破る「聞く力」、確かな根拠とその組み合わせから新しい視点を提供できる「説く力」。このすべてを兼ね備えて、生産性の高い解を導き出して初めて「ディスカッション力」がある


常にロジカルに考えて、ロジカルに話せること

・「値札」と「名札」を手に入れろ。

「値札」とは労働市場ににおけるその人の値段

「名札」とはお前はいったい何ができるんだということ。

「自分はこれで勝負できる」というものを一つ決めておくこと。その代わり、それに関しては余人を持って代えがたいくらいのレベルの目標にしなければ意味がない。
感想:年功序列、終身雇用が終わりに近づいてる今、社歴が上だからという原理は成り立たなくなります。
問題を解決し、顧客に自らの考えを伝えるということができないで、「俺はどちらか一つができる」ではしかたがない。深く考えることも重要、それを人に伝える技術も重要。
論理的思考がない人間に21世紀のビジネスチャンスは訪れない。

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