2009年3月11日水曜日

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践勝間 和代 (著)


お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践勝間 和代 (著)


・「リテラシー=読み書き能力。転じてある分野に関する知識」


クリティカルリテラシーとは与えられた情報や知識を鵜呑みにせず、そこで得た情報や知識と学習者個人の経験との相互作業の中で、統合された世界を自己にひきつけそれを主体的に読み取らせるための識字教育として定義。


・途中で解約する可能性の低いお金は定期預金より国債に投資したほうがいい。


・金利=インフレ率+実質金利


金利が高い国と低い国の違いは、実はインフレ率の違い。実質金利はお金を借りたい人と貸したい人の需給ばらバランス。


インフレ率に差がある限り、為替レートは理論上円高に向かう。「理論通り円高に向かわない限り円貨以外で運用したほうがいい。為替レートが今と全く変わらないだけでも外貨投資は儲かる。


・外貨預金は2重の手数料がかかる

感想:勝間さんの中でもかなり実用性の高い本。日本はファイナンス教育に乏しいため、基本的な金融知識がない人が多い。とりあえず銀行にという習慣があるため、将来の老後資金の準備ができずにいる。給与所得で、老後を送るのは、平均寿命が伸びてきている今難しい。間接金融でなく、直接金融での運用知識を学び、資産運用にて将来の資産準備をしていくことが、必要不可欠である。

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